おもちゃの性質を知って 賢く使い分け♪

おもちゃの性質を知って 賢く使い分け♪

みなさんは「オープンエンド」という言葉を聞いたことがありますか?

「オープンエンド」とは「終わりが決められていない」という意味です。

ビジネスの場面などでこの言葉を目にしたことのある方もいるかもしれませんね。

実はおもちゃにも「オープンエンド」なものが存在します。

今回はそんなオープンエンドなおもちゃと、その反対の機能をもつクローズエンドなおもちゃについてお話していきます。

 

オープンエンドトイとは

具体的な遊び方が決まっておらず、遊ぶ人が自由に考えて使うおもちゃのことを「オープンエンドトイ」といいます。

明確な遊び方がないので、アイデアが思いつく限りどんどん遊びが広がっていくのが特徴で、自由な発想と創造性を促進する効果があります。

代表的なおもちゃでいえば、ブロックや積み木などですね。

シンプルな構造で、用途が広いという意味では紙や画材も子どもにとってはオープンエンドトイになると考えることも出来ます。

○オープンエンドトイのメリット・デメリット

【デメリットの解消方法】
・初めは大人や年上のきょうだいと一緒に遊ぶ(年長者から学ぶことで、次の遊びに繋げる)

・収納方法を工夫し、年齢にあったサイズのものを与える

・遊びに対するフィードバックをしてあげる


数値では測りにくい、いわゆる非認知能力を伸ばす教育が注目される中、オープンエンドトイも同時に注目される存在となっています。

とはいえ、オープンエンドトイにも苦手な部分がある、ということを知っておくとより上手に日々の遊びの中に取り入れることができます!

 

クローズエンドなおもちゃとは

特定の目的のためにデザインされたおもちゃは、オープンエンドトイと比較すると「クローズエンドトイ」と呼ぶこともできます。

オープンエンドトイとは異なり、遊び方が決まっているのが特徴です。

結果や目標があらかじめ決められているので、子どもの身体の発達や問題解決能力のアップに役立ちます。

日本で昔から親しまれているコマ、けん玉などもこちらに分類されます。

 

○クローズエンドなおもちゃのメリット・デメリット

【デメリットの解消方法】

・使用期間が短いおもちゃ(成長に伴ってすぐに習得できるようなもの)は中古品やレンタルサービスの利用を検討する。

その他にも、ボードゲームは年齢問わず複数人で遊べるので、お子様の年齢や性格に合ったルールのものを取り入れるのもおすすめです♪

▶イクプルのボードゲームが楽しめるおもちゃはこちらからご覧いただけます!

 

おもちゃ選びのポイント

勿論、全てのおもちゃが「オープンエンド/クローズエンド」の2つに完璧に分類できるわけではありません。

例えば、プラントイのレーシングビーズは「紐通し」のおもちゃで、子どもの指先の運動を目的に作られていますが、カラフルなパーツはおままごとの具材にも変化し、オープンエンドな遊びにも発展していく可能性を秘めています。

このようにおもちゃ自体が持つ遊びの幅によって「クローズエンド」「オープンエンド」のどちらに寄っているかは変化します。

ですが、おもちゃにはこのような性質がある、ということを知ることで、「今わが子に必要なのはどっちだろう?」「比重は傾いていなかな?」など、選び方に一つのポイントを設けることができます。


オープンエンドトイもクローズエンドトイも得意なこと・不得意なことは異なり、どちらかだけに傾きすぎても、子どもの成長・発達には良くありません。

イクプルのレンタルサービスでは、お客様からいただいたお子様の情報を基に11人の発達や個性を尊重したおもちゃのセレクトを行っています。

ご家庭での遊びの質をより良くしたい、おもちゃを選ぶのが難しいと感じていらっしゃる方はぜひレンタルサービスの利用をご検討ください♪

編集スタッフ 福山

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